いつも寄る本屋でのこと。
私のお決まりのコースは決まっている。
まず語学のコーナーへ行き、新刊がないか確かめる。特にラテン語に関する本がないか、注意深く本棚を見る。次に英語に関する本を見に行く。最近の気になる英語の本は、やはりライティングに関するコーナーだ。そこで私は素早く目線を上から下、左から右に動かして本の背表紙を見る。しかし特に目を引く本は置かれていないようだ。
次は高校参考書のコーナーだ。高校の英語、物理、数学の本を、同じようにして目で追う。新課程では数学Cがあるらしい。私が高校生の頃にも数学Cがあったが、主に行列について学んでいた。しかしいまの高校生は、違う。数学Cの参考書を見てみたが、行列を学ぶことはなく、ベクトル、複素平面、曲面について学ぶようだ。その意図は?と知りたくなるものだが、新課程の学習指導要領を考えたひとに聞きたいくらいだ。どうもいまの参考書は、「やさしい」、「かんたん」、という形容詞とともに本のタイトルがある(これは高校の参考書だけに当てはまることではない)。応用を目指す人は、どうすればいいのか、「難関大対策」とか、言ってみれば数研から出ているチャート式シリーズや旺文社の標準問題精講などで次第にレベルアップしていくのだろうか。高校生に告ぐが、やはり演習はたくさんこなした方が良い。それはどの学問でも同じように言える。
その次は、FP資格の本だ。1月試験へのFP予想問題集を手に入れようとしたが(今日の主たる目的がそうだ)、なかった。まだ早かったか、残念だ。
その次は、理系書・コンピューターの書籍コーナーだ。しかし専門書というよりは、一般向けに書かれた本が多くて、私には合わない(理学書のみに言えることだ)。残念だ。
そして最後は、ブルーバックスのコーナー。今日は、前々から気になっていた、「理系の英語論文術」という本を手に取り、レジへ行った。こういう英語の本は、私にとってとても貴重な本である。
私はLaTeXでいまレポートを書いているが、その時にまさに活かせそうな本であると思った。英語を学ぶなら、ここからだ、と思ったのである。なにも最初から学ぶのではない。文法も語彙もそれなりにある。英会話は自信がないが、書くのは自信がある…と思っている。力を入れて学習すべきは、英語だ。私には、その意識が薄かった。ここ5年ほど違う言語にお熱だったから、力は失われているだろう。しかし、いま習得すべきスキルは英語だ。それもライティングだ。強くそう思い、かの書をめくってみる。