ユーリウス家の女ジュリアは、みんなを混乱させるすごいひとだ。
今日だって私は、かのプログラミング言語に数時間を費やしてしまった。けれど、それで良い。混乱して混乱して、自分のコードを何回も見直していく過程がプログラミングの学習ではないか。と言って今までの行為を正当化してみる。
英作文のほうは、全然進んでいない。GWには別のことをしよう、ということでいつものルーティンを敢えてしないことにしているから。
計算機所長は言った。
「あなたはかつてMathematicaを使ったことがあって、実験の大量なデータをうまくまとめてみせた。だけどもそれはMathematicaでなくともできることです。プログラミングの知識は、計算機塔で習得できることです。あなたはFortranでさえ嫌った。なぜですか」
私はうろたえ、答える。
「数値計算の意味を見いだせなかったからだと思います。まさか、後の自分に必要になるなんて思いもよらなかったです」
それにしても、PythonからJuliaを学びなおしたのは、なぜだろう。ニシキヘビよりユーリウス家の女性のほうがいいからか。