[ブルームーンの下で]あとがき

まず、過去に書いた文章群を見て、赤面するほどであった。

「ブルームーンの下で」は、8章コスモポリタンで完結となる。元々「ブルームーンの下で」は、私が初めて手掛けた、同名のヴィジュアルサウンドノベルゲームの下書きとなった作品である。話の途中で「サブシナリオ」とあったのは、その残り香である。

結局ジャンルとしてはSFになる。複雑系科学を基盤にしたストーリーだ。途中、ナヴィエ・ストークス方程式や気象現象について述べた箇所があったが、ナヴィエ・ストークス方程式は実際にある式で、ストーリー中で語られた通り、こんにちの「数学界の大問題」である。未解決の問題といったほうが適切か。

話の途中で、いくつか飛躍や、抜け落ちているところがあったが、これは私の編集ミスである。しかし、恥を晒すつもりであえてそのまま載せることにした。読者の方には見苦しい思いをさせてしまったことに謝罪したい気持ちでいっぱいだ。

この「ブルームーンの下で」を書き終えた当時(2017年頃)、この「複雑系科学」をもっと発展させた話を書けないかと思って思いついたのが、「雲に君見む」である。このブログではかなり昔の投稿になっているが、最初の数話を載せている。興味があれば読んでいただきたい。
「雲に君見む」は、私の住む北海道・函館を舞台に繰り広げられる、大学院生「奈波隼人」をとりまくSFミステリである。
肉付けは、かなりしないといけないのが率直に思うところだ。自分の書いたものをもっと読み込み、形にしていきたい。

まあ今は、一つの区切りをつけることができたということで、ブルームーンに乾杯したい。私たちの母星・地球とその衛星・月に、平穏な祈りを込めて。

投稿者: lute369

生きている限り、学ぶこと。それが私のすることです。 Dum spiro,disco.

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