なんだか、日常で周りに「いやだな」と感じているひとはいないだろうか。私は二人ほどいる。ぶっちゃけてしまうと、視界にいれたくないくらい嫌っている。相手のことを考えずに暴言を吐く彼らのことを考えたくないから、この記事で彼らの続きを読む “クッパの家庭事情”
カテゴリーアーカイブ: 読書
麦茶の置き方
たまには休憩したらどうだい、と私のなかの大人は言う。 いま私の部屋の外からは雨が降っているのが見える。しとしとと、またはぱらぱらと降っている。北海道は、夕方にかけて大雨が予想されている。 休むわけにはいかないよ、と私のな続きを読む “麦茶の置き方”
あなたの仕事は生きること、
連日のダウンから今日で3日目、病み上がりにこの投稿をする。 最近、あるひとに質問された。 「生涯ずっと嗤われるのと、生涯ずっと怒られるの、どっちがいい?」 多くのひとは、「どっちもいやだ」と答えるだろう。しかし私は生まれ続きを読む “あなたの仕事は生きること、”
ぎりぎりの稜線
5月も半ば、毎年この時期はわくわくする。わくわくに辛い思い出は必ず伴うものだけど、いまの時期は特別だ。起きる時間は早めで6時くらい。寝る時間は遅くて0時くらい。日光が自然と私を目覚めさせ、眠くなってきたら自然に眠る。そう続きを読む “ぎりぎりの稜線”
リアルポジション
今年も、桜が満開になる季節がやって来た。毎年この時期になると、ブログで同じことを書いている気がする。しかし、それでいいのだ。 春はどうしても落ち着かず、だった。私は一か月ほどの季節の変わり目でしばらく体調を崩していた。熱続きを読む “リアルポジション”
Sa Chouchou (10) / 短編小説
ぱたりと旅の記録を閉じ、僕はもう一度、銅像を見上げた。「これが、あの像だったなんて…」 思わず声が漏れる。 確かに、この記録の通りに、世界は変わった。ロステンバウムの森は再び緑が満ち、木々はかつてよりも力強く枝を伸ば続きを読む “Sa Chouchou (10) / 短編小説”
Sa Chouchou (9) / 短編小説
4.未来の糸-後編 山の入り口からすでに、紫の影が木々の間を這うように漂っていました。しかし、シュシュポッセは今度は負けません。彼女の髪に結ばれたシュシュが、影の気配を強く弾いていたのです。彼女は、静かに、山の奥へ進み続きを読む “Sa Chouchou (9) / 短編小説”
Sa Chouchou (8) / 短編小説
4.未来の糸-前編 工芸の街、ガヴェンス。 ガヴェンスには、大小さまざまな職業ギルドが立ち並んでいます。ガラス工芸ギルド、金属加工ギルド、染色ギルド、木工ギルド、聖水を扱う水術ギルド、そして街の中心にある創造ギルドなど続きを読む “Sa Chouchou (8) / 短編小説”
Sa Chouchou (7) / 短編小説
3.湖底の真実-後編 老人はロッキングチェアを揺らしながら、湖底の静寂に溶けるような声で語り始めました。「ここファガ・リンクスは、水を祭る湖のなかの村じゃ。水は、いろいろな形態をとり、可能性に溢れている。それゆえに、ヴ続きを読む “Sa Chouchou (7) / 短編小説”
Sa Chouchou (6) / 短編小説
3.湖底の真実-前編 砂漠から北方への旅は、そんなに簡単なものではありませんでした。砂漠は狂おしいほどの温度差があります。昼の燦燦たる日差し。夜の冷たい生気のない冷気。一方、北方は年中、簡単にひとの心を凍らせる。それは続きを読む “Sa Chouchou (6) / 短編小説”