そして私は群論に還る

結局、休みだなんだと騒ぎつつ、平常運行に戻るために策を練る。

GWももう終わりなムードが私にはあって、休みの前のワクワクはどこ吹く風だ。GW中に読み終わりたい本があった。GW中に書きたい話があった。しかしそれはもう視界には入らずにいて、いつもの土日と同じような行動をしている。これではいけない、と思う。結局、私はGWを楽しめずに終わろうとしているような気がする。

しかし、いろいろな感性に触れることができた。いろいろな風に吹かれたと思う。自分の足で遠くまで行った。それらの真実は、「GWを楽しめずに」の反証になる。そして私は、いま静かに、一冊の本を読もうとしている。群論を解説する、数学の本だ。

急がずにゆっくりと読んでいこうと思う。

世界はうるさすぎて、静かな眠りにはちっとも就けない。数学や物理の本を読んでいるときの私は、かなり集中しているものだから、世界の微音には気付けない。

計算機所長は言った。
「群論の本ですか。大学数学の初歩ですね。私は職業柄、その本を読むのをおすすめします。”Fastina lente”というではありませんか、焦らずに数学の基盤を紐解くとよろしいでしょう」

計算機所長は夢の座標を教えてくれる。今日だってほら、

P(23,14,-8)

といったふうに。点Pは、いつもの漂着域を表す。さて私はそこから点Qへ移りたい。点Qは、今日の枕がある場所。

そこへ行くには…、夢をねじまげるしかないだろう?

さあ、群論の始まりだ。

投稿者: lute369

生きている限り、学ぶこと。それが私のすることです。 Dum spiro,disco.

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