さて、今回の投稿も「novelnove」についてだ。今回はこの作品のことを書こうと思う。 ナボタスの海へ:https://novelnove.com/n/3iheqxpp7 私は、例によって第二パラグラフを担当した。 1続きを読む “ナボタスにて”
カテゴリーアーカイブ: 読書
「在り処」に思いを馳せて
私はリレー小説アプリ「novelnove」で、リレー小説を書いている。ペンネームは、「KdV」。今回の投稿では、私が参加したノベル「居酒屋『在り処』のおもひで」という作品について、全体の感想とどういう意図で今作に関わり書続きを読む “「在り処」に思いを馳せて”
みそらの歩き方(その後) / おまけ
―――ぼくと木元さんの物語は始まったばかり。今日は、ぼくらを作った、KdVというひとが、ぼくらの物語の続きを語ってくれるそうだ。もちろん、物語の続きには読者それぞれのものがあり、作者はその物語に触れることはできない。ある続きを読む “みそらの歩き方(その後) / おまけ”
みそらの歩き方(10) / 短編小説
やがて、木元さんは小さく笑った。「……行きたいです」その声は、いままでよりずっと自然で、どこか安心した響きを持っていた。「今日の討論会は…胸がぎゅっとしました。Aさんのことも、予報の『可能性』のことも。だから、少し気持ち続きを読む “みそらの歩き方(10) / 短編小説”
みそらの歩き方(9) / 短編小説
今日は水曜日、気象学クラス討論会二日目だ。一日飛ばしてまたこういう内容をやるのは、学生に対する準備期間として設けられているようにぼくは思う。 受講生は全員集まった。講義室で、円卓状に並んだ机。一日目と同じように、思わずぴ続きを読む “みそらの歩き方(9) / 短編小説”
みそらの歩き方(8) / 短編小説
その来週の月曜日のこと。今日は気象学クラスの討論会一日目だ。講義室には、いつもの講義とは違う空気が流れていた。机の配置も、教壇に前向きではなく、円卓に近い「議論のための形」に変えられている。受講者たちは、それぞれのレポー続きを読む “みそらの歩き方(8) / 短編小説”
みそらの歩き方(7) / 短編小説
その来週の水曜のことだった。木元さんのSNSが更新された。投稿の内容は、次のようなものだった。 「レポートを書き終えました! 先週の講義を振り返って、レポートを書き終えました。空の美しさと、空の痛み。どちらも『自分の生活続きを読む “みそらの歩き方(7) / 短編小説”
みそらの歩き方(6) / 短編小説
翌朝のことだった。SNSアカウントにアップロードしているフォトアルバムに、たくさん「いいね!」がついていた。木元さんからのものだった。小さな赤いハートが、フォトアルバムのなかの写真一枚一枚にそれぞれ、あますことなくついて続きを読む “みそらの歩き方(6) / 短編小説”
みそらの歩き方(5) / 短編小説
今日の講義では、橋本教授に変わって、グループAの代表であるぼくが話すことになっている。いつもより早い朝、顔を丁寧に洗いひげをそり、念入りに歯磨きをして、プレゼンテーション用のノートパソコンを鞄にしまって研究室に向かった。続きを読む “みそらの歩き方(5) / 短編小説”
みそらの歩き方(4) / 短編小説
翌朝、ぼくはゆっくりと目を開けた。頭痛や吐き気、身体の痛みはない。ただ、胸の奥に昨日の夜の余韻がまだ残っている。水を一杯飲んだ。昨夜のことが、まるで夢のように思い返される。 木元さんの声。星空。「空の物語を読みたい」とい続きを読む “みそらの歩き方(4) / 短編小説”